小中学生に学習用端末を1人1台配備する国の「GIGAスクール構想」で、名古屋市が配ったタブレット端末の故障や破損の割合が約26%に上り、主な政令指定都市の中で突出して高いことが分かった。メーカーや市教委は児童生徒の使い方に問題のあるケースが多いとみているが、学校現場では不満の声が漏れている。 「文章を書くのに時間がかかり、イライラした」。名古屋市の小学6年の女子児童は、夏休み中にキーボードの1列が全く動かなくなった。2学期が始まってもなかなか端末を交換してもらえず、画面上に文字盤を表示し、1文字ずつ指で選ぶ方法で入力してきた。
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