小惑星探査機「はやぶさ」は平成22年6月の地球帰還に向けて、第2期軌道変換を実施中でしたが、11月4日(水)(日本時間)に、作動していた主たるイオンエンジン1基(スラスタD)の中和器の劣化による電圧上昇により、自動停止していることが確認されました。以降、同スラスタの調査及び復旧を試みてきましたが、現時点では、まだ再起動に至っておりません。 JAXAでは、現在、探査機の状況を確認するとともに、地球への帰還に向けた対策について検討を進めています。検討結果がまとまり次第、あらためてお知らせいたします。 【注】「はやぶさ」は主推進装置として4台のイオンエンジン(スラスタA~D)を搭載しており、各スラスタの状態は以下のとおりです。第2期軌道変換ではスラスタC,Dの2基で地球への帰還を計画しておりました。 スラスタA:打上げ直後に動作不安定等があったため、運用を休止中。 スラスタB:中和器の劣化による
「薄さ13.9mm」。2009年10月8日に発表になったソニーの「VAIO X」は,その軽さと薄さで以前から話題になっていた。日経エレクトロニクス分解班としては,これは見逃す手はない。 市販モデル(Microsoft Officeなし)の想定市場価格は約11万円。これに対し,ソニーの通販サイトである「ソニースタイル」では,マイクロプロセサの性能を落としたり,電池容量を小さなものにすれば,8万9800円から購入できる。メイン基板のレイアウトなどはほとんど変わりがないはずなので,安価に済むに越したことはない。 ソニースタイルのサイトを見ると,予約の受け付けは10月20日10時からということになっている。そこで,当日を待って予約をすることにした。 当日10時。ソニースタイルの該当サイトを開いて待つ。しかし,なかなか「10時から予約受け付け」の状態から変わらない。13.9mmという薄さのインパクト
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