「もっと、もっと~」「もっと、もっと~」 終演したステージに向かって、歌手の再登場を望む「アンコール」の掛け声が続くなかに、日本語が混じっている。ファンがその思いを伝えようと、日本語でラブコールを送っていた。2010年6月16日。中国では端午節の連休最終日にあたるその日、夕刻から上海万博(上海国際博覧会)会場内のアジア広場には日本のアニメソングが響き渡った。 「アニソンナイト」と題されたイベントでは、歌手の水木一郎さんやアニソン歌手のユニット「JAM Project」らが熱唱した。こぶしをふりあげながら、一緒に日本語で歌う中国人ファンの姿も少なくない。水木さんが歌う「マジンガーZ」ではひときわ、観客席から聞こえる日本語が大きくなった。 そのほか、アニメ「らき☆すた」のキャラクターが描かれた「らき☆すた神輿」が登場すると、やはり日本語で「萌え~! 萌え~!」の歓声があがった。上海のコスプレ好
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