2月17日、「第3回 DEGジャパン・アワード/ブルーレイ大賞」が発表された。作品性ではなく、画質や音質、インタラクティビティーといった“Blu-ray Discならでは”を審査する同アワード。審査委員長を務めるAV評論家・麻倉怜士氏に、白熱した審査の裏側とアワードから透けて見えるBlu-ray Discの現状について解説してもらった。 ——「第3回 DEGジャパン・アワード/ブルーレイ大賞」が発表されましたが、そもそもDEGジャパンとは、どのような団体なのでしょう? 「デジタル・エンターテイメント・グループ・ジャパン」(DEGジャパン)は、デジタルを媒体にしたホームエンターテイメントの普及を推進するプロモーショングループです。今回のアワードにくわえ、「総合ブルーレイカタログ」の作成などを行っています。また最近では、「e-move」規格の連絡協議会のような役割も担っていますね。 DEGの母