「プリウス」震災も影響なし 米国販売、１０年実績上回る見通し (1/2ページ) - SankeiBiz（サンケイビズ）トヨタ自動車のハイブリッド車（ＨＶ）「プリウス」は、ディーラー在庫が３月の東日本大震災後に１日分まで落ち込んだが、それでも米国販売は２０１０年実績を上回る見通しだ。 トヨタは在庫不足の影響で６月に米国でのプリウスの納入が６１％減少したことから、供給の拡充を急いでいる。プリウスの約半数が米国で販売されている。米国ではプリウスが、１９９９年以降に販売されたＨＶの６０％強を占める。 プリウスはトヨタ車の車種別販売台数では「カローラ」と「カムリ」に次いで３位。燃料価格高騰で低燃費車の需要が増えており、震災による在庫減でもプリウスは今年のトヨタ車の中で最も急速に伸びている。 トヨタは震災前に今年のプリウスの販売目標を０７年のピーク（１８万１２２１台）を超える水準に設定していた。米国トヨタ自動車販売のドナルド・エズモンド上級副社長によると、当面はこの水準に届かないかもしれないが、１０年実績（１４万９２
