別項でお伝えしたように、シャープ(株)は、裸眼で立体視が行え、2D/3Dの表示切り替えが可能なタッチパネル付きの3D液晶ディスプレイを開発したと発表した。 開発品の画面サイズは3.4型で、画素数は480×854ドット。輝度は500cd/m2で、コントラスト比は1,000対1。駆動速度は60Hzで、バックライトにはLEDを用いている。 多くの方にとって気になるのが、この技術が2010年度中に発売予定の、任天堂の新型携帯ゲーム機に搭載されるかどうか、という点だろう。シャープは明言こそしなかったものの、これはほぼ間違いないと言っていいだろう。 前回の記事で書いたように、ニンテンドー3DSは既存のDSとの下位互換性を維持しているので、2D表示が行えるのは大前提。またDSは90度回転させたスタイルで遊ぶゲームも多いため、この状態でも3D表示が行える必要がある。今回シャープが発表した技術はこの2つの条