デフラグでHDDを健康な状態に保つ いつの間にか遅くなったHDDに効く薬がある。頻繁に使っているHDDの寿命を延ばしたいときの知恵がある。それは「デフラグ」。フラグメンテーション(断片化)を解消するツールだ。 断片化とはHDD上のファイルが細切れにされ、ディスク上に分散して保存されてしまうこと。例えば、会社でプロジェクトの資料を保管することを考えてみよう。棚が空ならそのまままとめて収納できるが、あちこちに書類や本などが詰まっていると、資料を分けなければならない。想像するまでもなく、後で取り出すのに手間取りそうだ。 この分けて収納されている状態が、断片化である。 デフラグによって断片化を解消すると、HDDが元の速度を取り戻す。また、断片化を解消することでHDDの余計な動作を抑えられ、寿命を延ばすことにつながる。デフラグはHDDの健康に欠かせない。 Windows標準のデフラグには制限がある