イタリア富豪が飼い猫に遺産 12月12日 5時42分 イタリアで先月亡くなった資産家が、日本円にしておよそ10億円相当の遺産を、飼っていた黒猫のために残そうと、猫がなついていた看護師を相続人にしていたことが分かり、クリスマスを前に大きな話題となっています。 イタリアのメディアによりますと、巨額の遺産を残したのは、ローマに住んでいた資産家のマリア・アスンタさんで、合わせて1千万ユーロ(日本円でおよそ10億円相当)の現金や不動産を残して、先月、94歳で亡くなったということです。アスンタさんは、生前、身寄りがなく、すべての遺産を、飼っていた黒猫の「トマシーノ」に残そうと考えていました。しかし、弁護士に相談したところ、イタリアの法律では、動物への遺産相続ができないことが分かったため、代わりに「トマシーノ」がなついていた看護師のステファニアさんを相続人に決めていました。ステファニアさんは、亡くなった