平成元年、教員一年目に火山の授業を行ったさいにこのアイデアを思いつきました。砂糖と重曹でカルメ焼の原理を応用していますが、火山の作り方など、いろいろな工夫があります。せひ追試してお楽しみください。 1989年12月 実践 【実験】 写真3参照 この実験は直火でやってもいいですが、安全や実験後の片づけを考えて、砂皿などの大きめの皿を用意することをお勧めします。加熱して数分で火口から湯気が出ます。そして砂糖が融解し黒くなったころに、重曹を耳かき1さじ程度投入し、わりばしでかきまぜます。 写真4参照 少しかき混ぜたらわりばしを抜いて、加熱を続けながら観察します。写真4のように湯気を出しながらどんどんマグマ状物質が噴出し、ドームを形成した後で、だらりと流れ出します。マグマだまり?に材料がなくなって火口から噴出しなくなるまでに3分程度かかります。 【結果と考察】 写真5〜9を