HOME ニュース ハワイの観光戦略で重視される「レスポンシブル・ツーリズム」(責任ある観光)とは? 地元と旅行者のあるべき関係性を聞いてきた ハワイ州の観光施策を統括するDMOハワイ・ツーリズム・オーソリティ(HTA)は、取り組みの大きな柱として「レスポンシブル・ツーリズム」を推進している。ハワイ州固有の文化や自然の保護と観光産業の成長とのバランスに焦点を当てるが、それは「サステナブル・ツーリズムとは意味合いが違う」という。昨年5月のキラウエア火山の大噴火以降、日本人旅行者が落ち込んでいるハワイ島のリカバリーを目的として開催された旅行業界トレードショー「ハワイ島サミット」で、HTAが目指す「責任ある観光」とは何か、そのポイントを聞いてみた。 HTAが掲げる施策の柱は、「ブランディング」「カルチャー」「自然環境」「コミュニティー」「セーフ&セキュリティー」の5つ。このうち、レスポンシブル・