『小説家になろう(以下、なろう)』というサイトを聞いたことのない人間はいないだろう。 KADOKAWAや講談社といった大手をはじめ、色んな出版社がなろうに群がり書籍化やコミカライズを行っている。 そんな中、なろう書籍化に最も消極的なのが芳文社だ。芳文社は専ら漫画作品を出版する出版社で、「まんがタイムきらら」の会社と言えば分かるはずだ。もちろん、アニメ化作品も多くある。それにも関わらず、芳文社から出版されたなろう発の作品は一つもない。 大手はもちろん、4コマ雑誌で定評を持つ他の企業と比べても明らかだ。 芳文社:前述の通り、なろう発の作品は全く無い。竹書房:なろう発の作品はそれなりにある。双葉社:2014年にモンスター文庫を創刊し、ライトノベル業界に参入。タイトルを見たらいかにもなろう。ぶんか社:2018年にBKブックスを創刊し、ライトノベル業界に参入。タイトルを見たらいかにもなろう。いつか、