大阪府堺市で去年3月、“あおり運転”の末にバイクに乗っていた20代男性を死亡させたとして、危険運転致死の罪に問われている男の初公判。男は起訴内容を認めた上で「ぶつける意図もなければ逸走させる意図もなかった」と述べました。 【画像を見る】あおり運転でバイク男性死亡…当時の現場の状況は? 起訴状によりますと、堺市南区の元介護士・川島陸被告(28)は去年3月、堺市南区の幹線道路「泉北1号線」で普通乗用車を運転中、同一方向にバイクで走っていた北島明日翔さん(当時28)に対して“あおり運転”を行いました。 川島被告が急にハンドルを切って、車を北島さんのバイクの目の前に割り込ませた結果、バイクが被告の車に衝突、はずみでバイクは道路際の柵にぶつかり転倒しました。北島さんは延髄(脳の最下部で脊髄につながる部分)を断裂するなどして即死しました。 川島被告は警察に殺人容疑で逮捕・送検されましたが、取り調べ段階