江川卓氏(56)の入閣などコーチ人事をめぐる内紛が表面化している巨人の桃井恒和オーナー兼社長(64)が15日、秋季キャンプ地の宮崎を訪れ、原辰徳監督(53)ら首脳陣に事情説明をした上で謝罪した。 【写真】桃井オーナーに陳謝された岡崎ヘッドコーチ さらに原監督と2年契約で合意、岡崎郁ヘッドコーチ(50)の留任を含め同キャンプに参加している1軍全コーチと来季の契約を結ぶことを明らかにした。オーナーの緊急のキャンプ地入りは極めて異例。また、原監督には2年契約を提示しながらも、3年連続V逸の場合は引責辞任を求める事実上の単年契約との見解を示した。 午前11時25分にキャンプ地を訪れた桃井オーナーは、最初に原監督と球場内の一室で面談。一連の騒動を謝罪した後に、来季の契約について話し合いを持った。9月12日に来季の続投を要請しながら、その後、正式契約に至っていなかったためだ。席上、同オーナーは来