若者の本離れなどで出版業界の経営環境が厳しさを増すなか、東京の出版社が女子大学生の意見を取り入れた新しいレーベルを立ち上げ、21日、女子大学生とともに最初の本の出版を発表しました。 大学で行われた発表会には女子大学生46人も参加し、香水のように愛されたいという願いを込めて、レーベル名を「my perfume」にしたことを発表しました。そして、最初の本としてイギリスの作家の翻訳小説を出版し、女子大学生の意見で、表紙のデザインに若者に人気のイラストレーターを採用したことや、帯のキャッチコピーを同世代の女性が共感するような内容にしたことなどを説明しました。 「早川書房」は海外のミステリー小説の出版を多く手がけてきましたが、読者層が30~50代の男性に偏っていることが課題だったということです。 会社によりますと、出版社と女子大学生が共同で本の商品開発を行うのは珍しいということで、「若い女性に気に入