中央アフリカ首都バンギ中心部から12キロ離れた町で、重火器の薬きょうが散らばる道を巡回警備する国連平和維持活動部隊の兵士(2021年1月13日撮影)。(c)FLORENT VERGNES / AFP 【1月22日 AFP】中央アフリカ政府は21日、先月行われた大統領選で再選したフォスタンアルシャンジュ・トゥアデラ(Faustin Archange Touadera)大統領の失脚をもくろむ複数の武装集団が首都バンギの封鎖を試みているとして、全土に緊急事態宣言を発令した。期間は15日間。 この数時間前には、現地で国連(UN)の平和維持活動(PKO)を統括するマンクール・ヌジャイ(Mankeur Ndiaye)国連事務総長特別代表が、暴力の激化で死者が出ている状況に対処するため、PKO部隊の「大幅な増員」に合意するよう安全保障理事会(UN Security Council)に要請していた。 中央