群馬大の桐生地区試験場(群馬県桐生市)で14日に行われた大学入試センター試験の英語リスニング試験中に、近くの飲食店のカラオケとみられる雑音が教室のワイヤレススピーカーから流れていたことが17日、群馬大への取材で分かった。 店のマイクの周波数と一致した可能性があるという。大学側は時間が短く、音も小さかったとして、特別な措置は取らなかった。 大学によると、設問終了後の14日午後6時8分ごろ、1教室でマイクのスイッチを入れるような「ボッ」という音や、「トン、トン」とマイクをたたくような音が断続的に約1分半流れた。試験終了後も歌声のような音が聞こえたという。