ビットアイルは2009年2月5日,東京都文京区に同社としては4番目のデータセンター「第4データセンター」を開設した。JR山手線内という都市型のデータセンターでありながら,最大2600ラックを設置できる拡張性が最大の特徴だ(写真1)。 都市部にデータセンターを開設しようとすると,設置スペース,立地,建物の強度と耐床荷重,空調能力,電力供給など,さまざまな問題に直面する。しかし「当社の第4データセンターは,これらの問題にすべて対応した」と,ビットアイルの寺田航平氏(代表取締役社長CEO)は胸を張る。確かに,通常500~1500ラック程度の都市近郊のデータセンターにおいて,最大ラック数が2600,サーバー室の延床面積が最大7300平方メートルという値は注目に値する。 加えて,東京都文京区という立地も重要だ。文京区には,伊藤忠テクノソリューションズ(CTC)が2008年10月に「目白坂データセンタ
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