「めんどくさい」「かったるい」…。普段これらの言葉を口にしてはいないだろうか。 面倒くさいと思うことは、誰もがもったことのある感情であるはず。しかし、これが趣味以外のことは全て面倒くさい。このように考えるようになってしまうと「めんどくさい・かったるい症候群」の恐れがあるのだ。 『現代型うつ病予備軍「滅公奉私」な人々』(牟田武生/著、ワニブックス/刊)では、「めんどくさい」「かったるい」若者たちの心理の本質に迫る。 ゲームなどのかなり特定された趣味以外のことは全て面倒くさい、かったるい。 学校も仕事も面倒くさいし、友達づきあいもめんどくさい。恋愛もかったるい、食事するのも面倒くさい。 このようなメンタリティになんら危機感を抱かない。あらゆることに対して「私事化優先」。このような若者のことを著者の牟田氏は「めんどくさい・かったるい症候群」と名付けた。「めんどくさい・かったるい症候群」は、自分の
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