豪雨災害の取材のため神奈川県から熊本県を訪れていた時事通信社に勤務する30代の男性カメラマンが、新型コロナウイルスに感染していたことが確認されました。 しかし15日夜にだるさを感じ、16日朝、37度4分の発熱とせきなどの症状が出たため、県内の医療機関でPCR検査を受けたところ、陽性と確認されたということです。 取材に同行した20代の男性記者とタクシー運転手の2人が濃厚接触者だということで、今後、PCR検査を受ける予定だということです。 時事通信社によりますと、男性カメラマンは取材中、マスクを着けていたということです。県は詳しい行動履歴や、ほかにも濃厚接触者がいないか確認することにしています。 時事通信社社長室は「熊本県をはじめ地元当局の指導をいただきながら、感染拡大防止や関係者の皆さまへの説明などに努めます」とコメントしています。