野球における球種(きゅうしゅ)は、野球の投手が投げる直球または変化球の種類やその名称である。各球種の詳細な説明は、各リンク先を参照。 フィクションに登場する魔球についてはここでは扱わない。 投手が投じたボールは、投球動作によりスピンしながら、重力によって放物線状の軌道を描くように空中を進む。この時、ボールは重力のほかに、空気抵抗、そしてスピンによって生じる揚力を受ける(マグヌス効果)。このスピンは投球動作によって変化を持たせる事が可能で、スピン次第で空気抵抗と揚力、ひいては球の軌道が変化する。また、ボールを鷲掴みにするなどボールの握り方、リリース次第で腕の振り以外で[注釈 1]球速を遅くできる。 これらの方法で球の軌道、球速を標準である投球(速球・ストレート)に対し変化させた球を変化球という。 変化球を投げる目的として、投球の軌道を打者にとって打ち難いものに変える、打者のバッティング動作の