福岡県新宮町の小学校の校長が学校前の県道に車の停止線に似せた白線を引いたとして、罰金の略式命令を受けたことが分かりました。校長は「職員の車が県道に出る際などに衝突する危険があると思い白線を引いた」と説明していたということです。 県道の先にある交差点が赤信号の時に、車が小道との合流する場所まで連なることがあり、白線は小道の手前で止まるように引かれていたということです。 校長は道路法違反の疑いで書類送検され、去年8月、福岡簡易裁判所から罰金4万円の略式命令を受けました。 新宮町の教育委員会によりますと、小道は県道に向かって下り坂となっていて、以前から危険性が指摘されていたということで、校長は「職員の車が小道から県道に出る際などに衝突する危険があると思い白線を引いた」などと説明していたということです。 教育委員会は、校長に口頭で注意するとともに今後、安全を確保するために正規の停止線を引くことを県