日本一のりんごの生産地、青森県で、収穫前のりんごが大量に木からもぎ取られて盗まれる事件が相次いでいます。盗まれたりんごはすでに1万個を超え、去年の13倍となっています。 青森市のりんご畑で「紅玉」と「レッドゴールド」という品種、合わせて800個がもぎ取られたのに続いて、25日には平川市のりんご畑で「ふじ」と「金星」という品種、合わせて1700個がもぎ取られていました。 被害は止まらず、27日には弘前市で収穫を始めたばかりの「ふじ」4300個がもぎ取られているのが見つかったほか、30日には黒石市で1200個の「ふじ」が、そして今月1日にもつがる市で「ふじ」5000個が盗まれました。 警察に届け出のあった、りんごの盗難数は合わせておよそ1万3000個で、被害金額は140万円余りに達しています。 りんごの盗難は去年は1030個で、ことしはすでに去年のおよそ13倍に上っています。 被害にあったの農