企業誘致にチャンス 北陸新幹線によって東京との時間的な距離がぐっと縮まった富山県。 これをチャンスと捉え、企業誘致に力を入れています。県は、過去30年で起きた震度3以上の地震が全国の都道府県で最少だとアピール。 豊富な水と安い電力に恵まれていることも訴えています。 こうしたなか、首都圏から富山に本社機能を移す企業が出てきました。例えば、神奈川県川崎市の製薬メーカーは、来年春までに新工場など生産拠点をすべて富山市内に移すことを決めました。 災害リスクを減らせるだけでなく、富山は伝統的に製薬業が盛んで、生産に必要な容器メーカーや印刷メーカーなどがそろうことが決め手だったといいます。 グローバル企業も本社機能移転 グローバル企業の中にも本社機能の一部を東京から富山に移す動きがあります。 ファスナーの生産で世界一のシェアを誇り、建材の分野でも、東京スカイツリーをはじめ、国際的な高層建築に進出
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