重要なビジネスキーワードとして浮かび上がった「Web2.0」。 このトレンド変化を敏感につかみ取れる人がビジネスを制す。 ただし2.0特有の落とし穴も…。特性を理解して仕事に生かそう。 意外と低い!?認知度 2006年、流行語となった「Web2.0」。IT業界とその周辺の“知っている人”にとっては「いまさら」感が強いが、2006年暮れに「日経ビジネスアソシエ」が首都圏在住の20〜30代ビジネスパーソン400人を対象に実施した「仕事でのインターネット活用度アンケート」(ヤフーリサーチを利用)では、Web2.0という言葉について「聞いたことはあるが意味は知らない」31.3%、「初耳だ」35.1%と認知度は案外と低い。「概要を理解していて他人に説明できる」は7.5%だった。ここでいま一度復習しておこう。