NHKの報道局記者が作成した取材の企画案や取材メモが記された文書が、局外に流出した可能性があることが1日、NHK関係者への取材で分かった。この文書はX(旧ツイッター)上で拡散されている。NHKは取材に「ご指摘の内容は把握しており、現在、事実関係を確認中です」(広報局)とコメントし、経緯を調べている。 文書は、インターネットの誹謗中傷の問題を取り上げる取材の企画概要や、取材対象者へのインタビューの文字起こし。「放送希望」として「12月1日 『首都圏ネットワーク』で5分程度」との記載もある。 NHK関係者によると、文書の書式は局内で共有する取材メモと酷似しているという。局内NHK幹部は「本物の可能性があり、そうだとしたら、大変な問題だ」と話している。