サマリ 京都大学情報学研究科社会情報学専攻と株式会社KDDI研究所は、携帯電話を用いた個別避難誘導実験を2006年1月13日に実施します。本実験は,エージェント技術を用いて, GPS携帯電話のユーザに災害情報や避難誘導などの位置依存のサービスを個別に提供するものです。実験の参加者は、各自のソフトウェアエージェントから、避難場所の位置や周辺の情報をGPS携帯電話で受け取り、指定された場所へと避難します。この実験を通じて、社会的なインフラとして定着してきたGPS携帯電話を用いた個別誘導の可能性を検証します。 実験は、京都大学情報学研究科社会情報学専攻メガナビゲーション研究グループ(石田亨教授)が株式会社KDDI研究所の協力を得て行います。ソフトウェアエージェントを通じてユーザに情報を送る技術として、戦略的情報通信研究開発推進制度の助成を得て、京都大学、日本アイ・ビー・エム株式会社、NTT西日本