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ブックマーク / nando.seesaa.net (13)

  • ◆ 旭日旗と韓国:  nando ブログ

    人文・社会科学について 単発的な話題を扱うブログです。 (目次はカテゴリごとに記してあります。 疑問点は サイト内検索で。) 旭日旗について韓国が反対している。しかし「植民地」「旭日旗」という概念について誤解が多く見られるので、真実はこうだということを解説する。 ── 旭日旗について韓国が反対している。しかし「植民地」という概念について誤解が見られる。 そもそも旭日旗への批判があるのは、それが「日の軍国主義の象徴」「植民地時代の象徴」と見なされているからだ。 しかしこれには難点が指摘されている。 (i) 旭日旗は、軍旗ではあったが、軍旗以外にも使われていた。たとえば、朝日の社旗や、漁船の大漁旗。また、旭日の模様自体は、日の勲章の 旭日章 にも見られる。要するに、「めでたいデザイン」として一般的なので、ナチスのハーケンクロイツと同等のものと見なすのは無理がある。(どちらかと言えば、鶴亀と

  • ◆ 消費税増税の効果は?:  nando ブログ

    人文・社会科学について 単発的な話題を扱うブログです。 (目次はカテゴリごとに記してあります。 疑問点は サイト内検索で。) 消費税は 0% → 3% → 5% → 8% と上がっていった。それによって財政はどれほど健全化したか? ── 消費税増税の狙いは、財政健全化だ。日の財政は大幅赤字だから、消費税増税によって財政健全化を果たそう、というわけだ。 このことは、竹下内閣(3%)のときもそうだったし、橋内閣(5%)のときもそうだったし、野田内閣・安倍内閣(8%)のときもそうだった。さらには、頓挫したが、細川内閣のときの国民福祉税(7%)もそうだった。(このときは名前まで変えようとしたので、「姑息だ」と批判を浴びた。) では、「財政健全化」という狙いに対して、実際にはどうなったか? まさしく「財政健全化」は果たされたか? 換言すれば、歳入における税収は拡大したか? このことは、グラフを見

    ◆ 消費税増税の効果は?:  nando ブログ
  • ◆ 生産性と賃上げ:  nando ブログ

    人文・社会科学について 単発的な話題を扱うブログです。 (目次はカテゴリごとに記してあります。 疑問点は サイト内検索で。) 生産性と賃上げについての論説を、吉川洋が書いているが、まったくの間違いだ。それを指摘する。 ※ 【 補説 】 を、最後のあたりに加筆しました。 ── 生産性と賃上げについての論説を、吉川洋が書いている。(読売・朝刊・コラム 2014-12-21 ) だが、まったくの間違いだ。 まず、彼の論旨を紹介しよう。初めは、こうだ。 ・ 先進国諸国では、物価上昇率を上回る賃上げ(名目賃金で)があった。 ・ 日は逆で、物価下落率をさらに下回る賃下げだ。 (この間、生産性は上昇してきたから、賃上げがあってもよかったのだが。) ・ ここにデフレ問題の質がある。 ここまではいい。特に問題はない。 しかし、このあとがおかしくなる。 ・ 安倍内閣の旗振りで、春闘で賃上げがあったのは好ま

  • ◆ 靖国参拝の解決案:  nando ブログ

    人文・社会科学について 単発的な話題を扱うブログです。 (目次はカテゴリごとに記してあります。 疑問点は サイト内検索で。) 安倍首相の靖国参拝が問題となっている。そこで、この問題を一挙に解決する案を示す。 ── 安倍首相の靖国参拝が問題となっている。日中国韓国だけでなく、世界中から批判を浴びている。米国、欧州、ロシアからも批判を浴びている。針のむしろというありさまだ。 特に米国に至っては、事前に「やるな」と忠告していたのを無視されたことで、顔に泥を塗られた気分になっているようだ。頭に来て、外交戦略を変えかねないという。 → 首相靖国参拝:米、アジア戦略練り直しへ…事前に自粛要求 今回の方針に関与したのは、首相の取り巻きである作家・百田尚樹であるらしい。 → 百田尚樹ブログ 彼の言葉によれば、海外の反発は「内政干渉」にあたるそうだ。 → 百田尚樹さん、参拝を歓迎 「国民の代表として当

    a-hamahama
    a-hamahama 2014/01/06
    「分祀」は「コピー」なので解決策にはなりません。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%88%86%E9%9C%8A
  • ◆ 中国・韓国への対抗策:  nando ブログ

    と相手国の双方が、「タカ」「ハト」の行動を選択できる。すると、どちらを選択するかで、状況が変わる。 ・ 双方が「ハト」ならば、平和状態となり、双方が得をする。 ・ 片方が「タカ」で他方が「ハト」ならば、「タカ」の側が「ハト」の側から奪う。タカは一方的に得をして、「ハト」は一方的に損をする。 ・ 双方が「タカ」ならば、戦争となり、双方が損をする。 これが基だ。すると、今の対中・対韓の関係は、2番目の状態だとわかる。つまり、こうだ。 片方が「タカ」で他方が「ハト」ならば、「タカ」の側が「ハト」の側から奪う。タカは一方的に得をして、「ハト」は一方的に損をする。 つまり、中国韓国が「タカ」で、日が「ハト」である。このとき、「タカ」の側である中国韓国が、「ハト」の側である日から奪う。中国韓国は一方的に得をして、日は一方的に損をする。……こういう状況にある。 これを解決するには、どう

  • ◆ 増税でかえって財政破綻:  nando ブログ

    人文・社会科学について 単発的な話題を扱うブログです。 (目次はカテゴリごとに記してあります。 疑問点は サイト内検索で。) 増税のせいで、財政健全化どころか、財政破綻になる。これは逆説のように見えるが、真実だ。 ── 消費税増税の目的は、財政破綻を回避することだ、と信じられている。しかしこれは逆である。消費税増税は、かえって財政破綻をもたらす。 このことは一見、逆説のように見えるが、真実だ。そのことを以下で経済学的に説明する。 ( ※ 増税するときの状況が、インフレであるかデフレであるかを、区別する。これが肝心なことだ。) インフレ下の増税 インフレ下(好況下)ならば、増税は財政破綻を回避させる。これはおおむね正しい。 簡単に言えば、次のようになる。 「インフレ下の財政赤字拡大は、通貨発行量の増大をもたらし、通貨価値の低下をもたらす。通貨価値の低下とは、物価上昇のことである。これが過度に

  • ◆ 2%のインフレ目標は?:  nando ブログ

    人文・社会科学について 単発的な話題を扱うブログです。 (目次はカテゴリごとに記してあります。 疑問点は サイト内検索で。) 2%のインフレ目標という政策が実現に向かいつつある。では、その効果は? 当に景気回復が可能になるか? ── 結論を箇条書きで書くと、次のようになる。 ・ 固定値という発想が間違い ・ 2%では低すぎる ・ 投資拡大という発想が間違い ・ 所得増加がなければ逆効果 ・ 所得増加への過程がない ・ スタグフレーションになりかねない ・ 資産インフレになりかねない 以下では順に説明しよう。 ── (1) 固定値という発想が間違い 2%というような固定値を目標とする、という発想が根的に間違っている。金融政策の基準は、次のことだ。 ・ 景気拡大のためには、金融緩和 ・ 景気縮小のためには、金融緊縮 これだけが基準となる。一方、物価上昇率は、基準とならない。特に、固定された

  • ◆ 尖閣諸島の問題の整理:  nando ブログ

    人文・社会科学について 単発的な話題を扱うブログです。 (目次はカテゴリごとに記してあります。 疑問点は サイト内検索で。) 尖閣諸島の問題についての情報がたくさんあるので、整理してみる。その上で、私なりの結論を下す。 ── 尖閣諸島の問題については、一応、Wikipedia に網羅的な情報がある。 → Wikipedia 尖閣諸島問題 ただ、これは日人の手による情報であるため、情報が日よりに偏っている。英語版や中国語版にある重要な情報が欠落しており、「日から見た尖閣問題」になっている。 そこで、より客観的な立場から、最近の情報をたくさん並べてみよう。 (1) 読売新聞社による解説記事。 → 尖閣諸島は日清戦争中に中国から奪ったのですか? わかりやすい解説だ。このことで、「中国から奪ったものではない」ということはわかる。だが、「日のものだ」と裏付けているわけではない。 (2) はて

  • ◆ 中国による侵略:  nando ブログ

    中国は「日は侵略国家だ」と非難する。しかし事実は違う。中国こそが最大の侵略国家なのだ。 ── 中国な尖閣諸島を侵略しようとしている。これを特別な例とみるべきではない。中国は常に対外的に侵略活動をしているのだ。ただ、それがあまり報道されないので、人々は気づいていないだけだ。 しかし、次の用語でググってみるといい。 「チベット 中国 侵略」 さらに、「チベット」の代わりに、他の国々の名称を入れてみるといい。多くの国が中国に侵略されてきた、とわかる。 以下では、客観性を保証するため、なるべく Wikipedia から記事を紹介しよう。 ベトナム  ベトナムは西沙諸島や南沙諸島の一部を侵略された。以下、Wikipedia から。 旧宗主国のフランスが去ってから、北緯17度以南に成立したベトナム共和国(南ベトナム)が同諸島の西半分、中華人民共和国は1956年には東半分をそれぞれ占領し、以後18年に

  • ◆ TPP の誤解と正解 1:  nando ブログ

    人文・社会科学について 単発的な話題を扱うブログです。 (目次はカテゴリごとに記してあります。 疑問点は サイト内検索で。) TPPについての議論が世間で話題になっている。ただしその議論は非常に誤解が多い。そこでどこが問題で、正解は何であるかを、初心者向けにわかりやすく示す。 ── 《 前口上 》 まず、初めに簡単に結論を述べておくと、自由貿易(TPPなど)についてどの議論が正しいかと言うことは、いちいち私が書くまでもない。その正解はとっくに知られている。その正解は、経済学の教科書を読めば、すぐにわかる。騒いでいるのは、経済学の教科書を読んでいない人だけだ。つまり、経済学音痴だけだ。 比喩的に言えば、数学音痴が、「微積分では何が正しいか?」と勝手に議論しているようなものだ。教科書を読めば正解はすぐにわかるのに、教科書を知らない人が騒いでいるだけだ。 当然ながら、自由貿易の是非について、学界

  • ◆ 中国問題の本質:  nando ブログ

    人文・社会科学について 単発的な話題を扱うブログです。 (目次はカテゴリごとに記してあります。 疑問点は サイト内検索で。) 尖閣諸島の問題が起こった。この問題は、どうして起こったか? 日が軟弱だからか? 中国が強圧的だからか? ここで、中国問題の質を考えてみる。問題の背後には深い質がある。 ── 中国はたしかに強圧的である。では、なぜ? いきなり結論を言うと、その背景には、中国の国家エゴイズムがある。 ── 話は飛ぶが、中国の「通貨レート維持」という問題を考えよう。ここでも、通貨レートを維持しようとすることには、国家エゴイズムが背景にある。 国家エゴイズムにおける「エゴイズム」とは、「自分だけよければいい」という発想だ。 さて。こういうふうに「自分だけよければいい」という発想を各国がすべて取ると、合成の誤謬ふうになって、世界状況は悪化する。 そこで、国家エゴイズムを抑制するという方

    a-hamahama
    a-hamahama 2010/09/28
    素晴らしい!
  • ◆ 賃上げと失業:  nando ブログ

    人文・社会科学について 単発的な話題を扱うブログです。 (目次はカテゴリごとに記してあります。 疑問点は サイト内検索で。) 「賃金を引き上げると、失業が増える」(だから最低賃金の引き上げはダメだ)、という見解がある。古典派経済学者は、そう主張する。だが、それは間違いだ。 ※ 項は主として、賃金よりも 最低賃金について述べる。 ── 「賃金(最低賃金)を引き上げると、失業が増える」 という学説がある。昔からある説で、フリードマンあたりが源泉だ。最近では、池田信夫が何度も述べているようだ。 → 池田信夫 blog : 賃金を下げれば失業率は下がる → 池田信夫 blog : 雇用を増やす唯一の方法 → 池田信夫 blog : 「格差是正法案」は格差を拡大する また、舛添も述べている。( → 記事 ) この二人は、民主党の公約を批判する形。(民主党が「最低賃金の引き上げ」を公約したことへの反

  • ◆ 経済学講義:  nando ブログ

    人文・社会科学について 単発的な話題を扱うブログです。 (目次はカテゴリごとに記してあります。 疑問点は サイト内検索で。) 「経済学講義 ~悪魔の見えざる手~」 という文書を公開します。経済学の教科書とも言えます。 ※ 元は書籍用の原稿なので、1冊~2冊の分量があります。 ※ 現時点では、無償です。(将来は未定) ── 次の二種類のファイル形式があります。 PDF 版 ── こちらが正式です。 (1,400KB)   印刷して、お読み下さい。 HTML版 ── 見としてのみご利用下さい。 (400KB)   通読するには不便です。(機種依存文字も使っています。) ※ Mac 用の HTML版(UTF-8)(600KB) もあります。 文字エンコードは UTF-8 です。正常に表示されない場合は、 文字エンコードを unicode の UTF-8 に指定します。 ── ( 印刷時の注意

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