せっかくの新年の誓いを揺るがしかねない研究結果が明らかになった。米政府機関の研究で、軽い肥満の人の死亡リスクは標準体重の人より低いことがわかったのだ。中程度の肥満の人でも標準体重の人より死亡リスクが高いわけではないという。 研究は米疾病予防管理センター(CDC)が行い、研究結果はジャーナル・オブ・ジ・アメリカン・メディカル・アソシエーション(JAMA)に2日、掲載された。 研究によると、体格指数(BMI)が25から30の人は標準(18.5から25)の人よりも死亡リスクが6%低かった。このグループの人は肥満(1度)とされ、米国人口の30%以上を占める。 BMIは体重(キログラム)を身長(メートル)の2乗で割って算出する。身長1メートル83センチの人の場合、体重が81.6キログラムならBMIは24.4で標準。体重が90.7キロならBMIは27.1で肥満(1度)、体重が104.3キロになる