岩手県矢巾(やはば)町で5日、同県紫波(しわ)郡の中学2年の男子生徒(13)が電車にひかれて死亡し、ノートにいじめを受けていたとの記述が見つかった問題で、中学の同級生が読売新聞の取材に応じ、男子生徒が特定の生徒たちから継続的にいじめを受けていたことを証言した。 同級生によると、男子生徒は2年生のクラス替えをきっかけに、いじめられるようになった。「特定のグループに毎日のように頭をたたかれ、髪の毛をつかまれて机に頭を打ち付けられていたこともあった」とし、「本人は『やめて』と嫌がっていた」と証言した。「クラスの他の生徒たちは、かかわりたくないので距離を保っていた」とも話した。