成田空港で新種の可能性がある小型のサル2匹が押収された密輸未遂事件で、東京税関と千葉県警は11日、関税法違反(無許可輸入未遂)容疑で5月に逮捕した男を、東京都中野区の塗装建設業、高西健也容疑者(40)と明らかにした。2匹の画像も公開した。 東京税関成田税関支署などによると、容疑を認め「タイのマーケットで買った。報酬10万円で人に頼まれ、日本に持ち帰ろうとした」と供述している。 逮捕容疑は昨年9月10日、タイから成田空港に帰国した際、小型のサル2匹や、コモンマーモセット3匹、ケヅメリクガメ4匹などをスーツケースに隠し密輸しようとした疑い。