異例の人事に「こんな手があるのか」と司法関係者からも驚きの声が出ているそうだ。安倍晋三内閣が黒川弘務・東京高検検事長(63)の定年延長を決めた一件だ。 検察庁法は検事総長は65歳、その他の検察官は63歳に達した時に退官すると明記している。森雅子法相は定年延長は検察庁法に書かれていないから国家公務員法を適用したと説明するが、この手続き自体が違法、あるいは脱法行為ではないかという指摘さえある。 にもかかわらず、黒川氏が定年を迎える直前になって「駆け込み定年延長」を決めたのは、黒川氏を検事総長に昇格させる道を開くのが目的としか思えない。
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