新型コロナウイルス感染症対策専門家会議に出席した(手前左から)加藤勝信厚生労働相、座長の脇田隆字・国立感染症研究所長、西村康稔経済再生担当相=東京都千代田区で2020年5月4日午前8時33分、玉城達郎撮影 新型コロナウイルスのPCR検査(遺伝子検査)数が海外と比べて少ない理由について、政府の専門家会議は4日、重症急性呼吸器症候群(SARS)などを経験せず、新しい病原体を想定した検査体制が十分に整備されていなかったことなどが原因との見解を発表した。 SARS確認されず「体制拡充求める声が起こらなかった」 韓国ではSARSなどの経験から検査体制を拡充したが、日本では感染者が確認さ…