この世に生きていた人物を御祭神として祀る神社はそこそこあります。その中には人々の力になることを願った人が祀られている所があります。 以前記事にした岡山県井原市にある消渇神社御祭神の一豊姫がそうです。私は山陽地方の人間なので今まで知らなかったのですが、山陰地方には小那姫という御祭神が女性のためにおられました。 #下はイラストACにある日本の御姫様のイラストです。 a-wi.hatenablog.com a-wi.hatenablog.com 小那姫は堀尾氏が松江城に移るまで(尼子氏の時代から)山陰の拠点だった月山富田(がっさんとだ)城に住んでいたそうです。婦人病が重くなり死を覚悟した姫は山を下りて少し離れた池で入水。その後起こったこと(言い伝え)が祀られている堤神社の現在へと繋がっています。 月山富田城 - Wikipedia 堤神社の由緒看板 一豊姫も小那姫も、自分と同じ苦しみにあえぐ女性