2007年10月30日、『』の単行本・第100巻が発売されました。この通算100巻という数字は並大抵の記録ではありません。まさに大記録と呼ぶにふさわしいものです。100巻記念のドラマ『新・PART2』も11月17日(土)に放送されるようですし、今回はこの『』100巻を、出発点である1巻と比較して、もろもろ検証をしてみたいと思います。 ■『』原作:雁屋哲/作画:花咲アキラ/小学館 <1巻の山岡士郎と『』> 1巻の5頭身キャラは今見るとなかなかインパクトがあります。パッと見はサラリーマンの日常を描くほのぼのストーリーが始まりそうな雰囲気。本作のヒロイン・栗田さんの可愛さは異常で、まさにアイドルと呼ぶにふさわしい存在感を示しています。それに比べて山岡士郎はグータラを絵に描いたようなダメ男。勤労意欲は皆無で、無神経で、傍若無人。もはや人間として完全に失格レベル。そんなアウトローぶりが最高でたまりま