英語圏のフォーラムでスキャンレーションやfansubの話題がもっとも熱かったのは6、7年前頃だったと思う。当時、大手のアニメ・漫画系フォーラムでは毎日のようにfansubやスキャンレーション関連のスレッドが立っていた。 当時の正規購買派のファンたちの不正視聴派への批判・非難はきわめて痛烈で、現在の日本人のfansub非難とそっくりである。あまりによく似ているので固有名詞さえ入れ替えれば当時の正規購買派の外国人の意見と現在の日本人の意見はほとんど見分けがつかなくなる。 当時の正規購買派は不正視聴派のことを「作家や業界に損害を与えて何ら恥じることなく、それでいて作品への文句だけは一人前で、あげくに俺たちはアニメ・漫画の普及に貢献していると主張するなど盗人猛々しいにもほどがある」と激しく批判していた。 当時私は連日のように大量のfansub/スキャンレーション論争を読まされて辟易したのを憶えてい