戦前の遊郭の雰囲気を残す大阪市西成区の飛田新地で、料理店を装い売春営業をしたとして、大阪府警曽根崎署は20日までに、売春防止法違反の疑いで料理店「有馬」経営、李千鶴子容疑者(47)=大阪市天王寺区=ら2人を逮捕、送検した。 逮捕、送検容疑は、客と売春するよう従業員の女性(42)と契約した上で今月18日、店に呼び込んだ男性客(42)にこの女性を紹介した疑い。 曽根崎署によると、李容疑者は平成20年に開店。「月約150万円の売り上げがあった」と容疑を認めている。 捜査関係者によると、別の事件で逮捕した店の関係者が、李容疑者らの売春営業について供述。家宅捜索したところ、売春中の女性と男性客を発見したため立件した。