4月上旬前後に地裁で争われていた性犯罪に関する裁判で無罪判決が出たことに対し、「無罪判決がおかしい」との声が上がり、中には「有罪でなければおかしい」などと “暴走” する人々まで出ています。 判決理由を確認せず、有罪か無罪かの結論だけを見て「判決は間違い」と主張することは司法の否定に他なりません。 「(裁判についての)断片的な情報しか得られていない情報を基に素人が下した判断を判決とすべき」と主張することは『人民裁判』と同じです。そのような判決基準を要求する弁護士の伊藤和子氏は「『論理』よりも『感情』を優先すべき」と主張していることを自覚すべきと言えるでしょう。 伊藤和子弁護士のツイート内容 弁護士の伊藤和子氏は以下のツイートを行っています。 大衆は有罪無罪に口を出すなという一部弁護士の姿勢。 これは結局、最高裁を頂点とする官僚的な司法統制を打破して市民に寄り添う司法を実現しよう、という司法