以前に大阪に出張したときに、本屋さんで目をとめた本です。 伝ちゃんこと佐藤伝さんの本で何回かタイトルを目にしていて、この映画がお勧めされていたので「あ、原作がこれなんだな」と思って買って帰りました。 ずっと手元に置いて、この先長い間何度も読み返すような本と出逢えることはそう多くないものですが、そんな貴重な出逢いとなりました。 かなり線を引いて読んだのですが、歳を重ねてからまた読んでみると、さらに味わいが増すだろうなあと思います。生きていく上で大切なことが何なのか、見失いそうなときに思い出させてくれる本です。 ご紹介したいところがかなり多くあるのですが、一部を抜粋しますね。 「文化がろくな役に立たないんなら、そんなものいらないと言えるだけの強さを持たないといけない。自分の文化を創ること」 「人生に意味を与える道は、人を愛すること、自分の周囲の社会のために尽くすこと、自分に目的と意味を与えてく