海流に乗って海岸に漂着する大量のゴミ。景観が悪くなるだけでなく、海辺の生き物たち、そして我々人間にも大きな被害をもらたす深刻な問題です。 長崎県対馬、九州と朝鮮半島の間に位置するこの島は、長年「漂流ゴミ」の問題を抱えています。 黒潮海流、対馬海流に乗って、中国、韓国、台湾など近隣諸国からの「外国製ゴミ」が多く流れ着き、国内製のゴミも含めると、その量は年間で約3万m3と推定され、自治体やボランティアの手によって回収作業を行っている状況です。また、それらの作業に5億円前後の費用が掛かっているとのことです。