スク水揚げ 奥武漁港で今年初 Tweet 青空の下、スクを初揚げする漁師たち=8日午前11時ごろ、南城市玉城・奥武島 [画像を拡大] 地域 2013年7月8日 12時49分(20分前に更新) 【南城】南城市玉城の奥武漁港で8日午前、アイゴ(エーグヮー)の稚魚「スク」の初揚げがあった。 この日は旧暦の6月1日に当たり、毎年この時期になるとスクの魚群が島に押し寄せる。この日は早朝から漁船5~6隻が周辺の漁場に出て、約200キロのスクを捕った。 漁師の嶺井一也さん(44)は「初物は色がきれいで、味もいい。ただ、去年よりも量が少ない気がする。夕方まで粘ってたくさん捕りたい」と足早に船に戻り、沖へと向かった。漁港近くの鮮魚店の嶺井静枝さん(80)は「新鮮なスクは酢で柔らかくして、しょうゆやシークヮサーで食べるとおいしいよ」と話した。