私にもプライベートというものはあって、これまで公の場ではほとんど喋った事は無い。おそらくこれからも当分話すことは無いと思うが、昔の話であればできなくもない。 イラストレーターになりたい、と思っている学生にとって、どのような経緯を辿ってプロになるのか、というのは常に気がかりなことだと思う。私は未だに自分の事をプロだと堂々と宣言するのに気後れするが(締め切り破りの常連だからである)そんな私のもとにもメールやTwitterなどで「どうやったらなれるのか」とよく質問が来る。 仕事にするようになった経緯はところどころで喋ってきたので、気になる人はgoogleで検索して頂くとして、自立するまで何をしていたのか、という話でもしようと思う。 絵が好きだったというよりも、アニメやゲームが好きで、妄想しながらそういった落書きをするのが趣味だった。似たような人はいくらでもいるだろう。昔は心細かったものだが、今は