家庭用ゲームソフトを手掛けてきた大手ゲームソフトメーカーが看板タイトルのオンライン化を進め、ソフトを無料で配布するという、従来とは異なる戦略に動き始めている。 ゲームプレイ料金を無料にして、アイテム課金で収益を上げる手法は、携帯・スマートフォン(高機能携帯電話)向けで展開するソーシャルゲームでは定着しているが、家庭用向けで浸透するか注視したいところだ。 看板タイトルで基本プレイ料金に先駆けて取り組んでいるのが、バンダイナムコホールディングス(7832)で、PS3向けにオンラインソフト「機動戦士ガンダム バトルオペレーション」を6月28日からサービス開始、基本プレイ料金は無料で戦闘などで使用するアイテムで課金する手法を取り入れている。同社では、ウィンドウズPC向けでも「機動戦士ガンダム オンライン」を開発中で、これも基本プレイ料金が無料に設定される見込みだ。 根強いファンが多い「ガンダム」と