発明家のドクター・中松氏(91=本名・中松義郎)が、感染拡大が進む新型コロナウイルス対策の発明品を増産するため、工場を建設していることが18日、分かった。目からの飛沫(ひまつ)感染を防ぐ初のマスク「ドクター中松 スーパーメン SUPER M.E.N」に対し、医療機関や関係者からだけで1日数十件もの問い合わせが連日あり、医療関係者優先で増産を進めているが、間に合わない状況。それを受けて、都内のドクター中松創研内で、工場の建設に踏み切り、工事に着工した。 中松氏は「発明の日」の18日、都内のドクター中松創研で日刊スポーツの取材に応じ「工場を建設中です。生産体制を上げます」と明かした。ドクター中松創研がある「ドクター・中松ハウス」の中庭「ドクター・中松コロシアム」には足場が組まれ、着々と準備が進められていた。ドクター中松創研は発明品を製造、販売してはいるが、あくまで研究所の位置付けで、ドクター・