誰もが自由に楽しめる、居心地のいい老舗 音楽をよりよい環境で聴くために、こだわって作られたミュージックバーやジャズ喫茶などを紹介する本特集。今回は、1956年創業のジャズバー『down beat(ダウンビート)』に訪問。現在、2代目となるマスターはもともと店の常連客。これまでの生活を180度変えてまでも残そうとした居場所には何が宿っているのか? 映画『リップヴァンウィンクルの花嫁』の印象的なシーンでも使われた店内の風景とともに、60年続いてきた老舗の魅力を紹介していく。 手を伸ばせばすぐにジャズがある。港町、横浜 横浜とジャズの歴史は古く、現在も街には多くのジャズバーが点在している。また、日本最大級のジャズフェスティバル『横濱ジャズプロムナード』のようなものから、『野毛ジャズde盆踊り』といったユニークなものまでイベントも豊富。この地にはジャズが自然と街に溶け込んでいるのだ。 というのもや