対人関係がいつもうまくいかない、同じ失敗を繰り返す――。自分や家族、職場の同僚などが仕事や日常生活でそんな問題を抱えているとき「大人の発達障害かも?」と思う人が増えている。例えば、ある自営業の40代の女性は、小学生の息子がADHD(注意欠如・多動性障害。発達障害の一例)と診断された。発達障害について学ぶうちに自分自身もADHDではと気づいた。別の女性は、自分が病気で寝ているときも子どもの世話を
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言葉を失う という経験を、私はあまり、してこなかった。 そりゃそうだ。言葉を書くのが仕事なのだから。 どんな場面でも言い返すことができたし、自分の思っていることを言葉にする能力には長けていた、と、思う。 だけど彼と出会ってからは、何度も何度も言葉を失うという状況に直面した。 言い返せないのではない。言っても無駄だと思うのだ。だっていくら噛み砕いても、いくら説明しても、伝わらない。 伝わらないというよりも、聞く耳すら持ってもらえない。私の言葉も涙も気持ちも、彼には一切、届かないのだ。 伝わらないという状況ほど、辛いものはない。 自尊心は傷つけられ、気持ちは麻痺した。言葉にする力も残っていないほど、私の心は、疲労困憊していた。 どうして、彼に私の気持ちが伝わらないのか。 彼が自己中心的だからか、人の心を持っていないからか、優しくないからか、愛されていないからか。 違う。答えはもっと、シンプルだ
東京から大阪へむかう新幹線の車内で、男女あわせて3人が斬りつけられ、一人の男性が死亡するという痛ましい事件が起きた。 www.sankei.com 亡くなった男性は、東大〜東大院卒の理系の外資系企業の研究者という超エリートだった。 各紙はこの事件を一斉に報道し、また、実父による他人事のようなコメントにも注目が集まっている。 母親は報道関係者にむけて出したコメントの中で「一朗は小さい頃から発達障害があり大変育てにくい子でしたが、私なりに愛情をかけて育ててきました。」と語っており、逮捕された小島容疑者には発達障害があったことがうかがえる。 小島容疑者の発達障害は自閉スペクトラム、いわゆるアスペルガーらしく、それは自分とまったく同じである。 この事件を受けて、発達障害の当事者会は「事件と発達障害とは何も関係ありません」といった声明を発表したりしている。だが、私は、この事件において、発達障害が因子
発達障害の一種で、対人関係を築くのが不得意な「自閉スペクトラム症(ASD=autism spectrum disorder)」について、発症の仕組みを脳科学的に解明する研究が進んできた。治療薬の開発などにつながると期待されている。(竹内芳朗) ASDは、一般には「自閉症」「アスペルガー症候群」などと呼ばれる症状の総称。人口50~100人に1人の割合に上り、日本では計100万人以上とみられる。男性が女性より数倍多い。全体として▽コミュニケーションが不得意▽普段と違う行動を嫌がるなど、こだわりが強い▽視覚や聴覚など五感が非常に敏感、あるいは鈍感――といった特徴がある。社会生活で苦労することが多い一方、特定の分野で優れた才能を発揮する場合もある。 ASDは、脳機能の障害が主な原因と考えられ、15番染色体の遺伝情報に変異のある例が知られている。理化学研究所脳科学総合研究センターの内匠(たくみ)透シ
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