アップルの純正カナル型イヤフォンなど、比較的低価格なモデルも登場し、注目が集まっているバランスド・アーマチュアタイプのイヤフォン。低価格機で裾野が広がる一方、ハイエンドにもコンシューマ向け初の3ウェイタイプ「Westone3」など、注目の新製品が登場している。 ここではマルチウェイタイプのバランスド・アーマチュア方式の高級モデルを中心に、ハイエンドイヤフォンの音質や使い勝手をチェックした。取り上げるモデルはWestoneの「Westone3」(オープンプライス/直販54,800円)と、オーディオテクニカの「ATH-CK100」(56,700円)、Ultimate Ears「Triple.fi 10 Pro」(実売49,800円前後)の3モデル。 ■ バランスド・アーマチュア方式とは そもそもバランスド・アーマチュア方式とは何だろうか。構造を簡単に説明すると、一般的なダイナミック型ユニットは
前回のコラムで松下電器が米ハリウッドに設立しているパナソニックハリウッド研究所(PHL)が開発するMPEG-4 AVC/H.264 High Profileエンコーダの最新状況について、副所長の柏木氏への取材を元にレポートしたが、PHLはその名の通り研究所であり、事業体ではない。 しかし、実際のハリウッド映画業界はビジネスとして映像を製作している。Blu-ray Disc対HD DVDのフォーマット戦争においては、ディズニーや20世紀フォックスといった映画会社も、自らが支持するフォーマットの正しさを証明するためPHLとの協業を行なってきたが、時は過ぎ、すでにBlu-ray Discというフォーマットを使い、どのように産業を盛り上げていくかというビジネスフェーズに入った。 前回話を伺った柏木氏も、以前は自ら直接エンコード作業に取り組んでいたが、現在は研究職として開発の方向を決めていく立場に戻
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く