「悪い子はいねがあ」-。秋田県男鹿市の名物「ナマハゲ」が二十五日、藤沢市の江ノ島電鉄に乗り込み、藤沢-江ノ島駅間の車内を練り歩いた。突然の登場に驚き泣く子が相次ぐ一方、頭をなでられ「縁起がいい」と喜ぶ乗客でにぎわった。 「秋田・男鹿の食&観光フェア」の一環。男鹿市から遠路訪れたナマハゲは藤沢駅から乗車し、「秋田から来ました」と自己紹介しながら、車内を移動。「ナマハゲは鬼ではない、神様の化身。みんな、何事も怠けず一生懸命励むように」と乗客に説き、同県能代市出身の“秋田小町”浜屋朋子さん(22)とともに写真撮影に応じ、観光PRに努めた。 電車が好きで横浜市から来た稲田悠仁(ゆうと)君(2つ)は「鬼だー、ぎゃー」と号泣。母親の真紀子さん(37)は「ナマハゲは初めて。なかなか東北に行くこともなく貴重な経験」と笑顔で愛息を抱き締めた。ナマハゲに「頑張って」と声をかけられた鎌倉市の中学三年、木村日向(
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