久慈市山根町の新山根温泉振興協会(畠山俊郎理事長)は、地域の伝統食・焼干しイワナを使った「岩魚(いわな)らーめん」を開発した。同協会が運営する新山根温泉べっぴんの湯(同市山根町)で10日開かれる「べっぴんの湯まつり」で提供。麺の商品化も検討しており、伝統食材を使った地域のPRにつなげる。 岩魚らーめんは麺に焼干しイワナの粉末を練り込み、スープのだしにも使用。シンプルだが、魚だしが効いた味わいが特長だ。 商品開発は昨年度から、市の委託による地域力拡大実践事業として取り組む。同協会は伝統食の保存や地域の未利用資源の活用に積極的で、今年は地域の保存食である焼干しイワナの新たな調理法を試みた。 焼干しイワナはかつて煮干しの代わりのだしなどとして使われていたが、現在は山根町の一家庭でしか生産されていない。量は少ないが、同協会ではまつり後の麺の販売を検討している。 【写真=イワナや桑の実を使った料理。
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