国の天然記念物「龍泉洞」(岩泉町)が台風26号や大雨の影響で増水したため、22日から閉鎖となった。 町龍泉洞事務所によると、洞内の地底湖の水面から見学通路までは約1~1・5メートルあるが、現在は通路が冠水し、深いところでは通路上約40センチまで水がたまっているという。同事務所で定期的に状態を調査しているが、増水し続けている。台風27、28号による天候悪化も懸念され、再開には約1週間を見込んでいる。 龍泉洞は年中無休だが、2008年や10年にも、増水などで一時閉鎖となっている。 同事務所は「安全第一を考えると閉洞もやむを得ない。早く開けられるようにしたいが増水が収まらない限りは再開できない」としている。併設の龍泉新洞科学館は通常営業している。
岩泉町の第3セクター、岩泉産業開発(岩泉町乙茂、TEL 0194-22-4432)が、同町産のヤマブドウを使った「龍泉洞 山ぶどうワイン 宇霊羅(うれいら)」を8月上旬から販売し、贈答品として人気を集めている。 普通のブドウに比べて渋みが少なく、柔らかい甘みと酸味がまろやかな口当たりが特徴。昨年、町内で収穫したヤマブドウを使用して製造された約4000本は、日本三大鍾乳洞の一つ「龍泉洞」(神成)の洞内で半年間貯蔵されたもの。年間を通して、気温が約9度で安定している洞内は、天然のワインセラーとして格好の貯蔵場所だという。今年3月から専用の木棚を設置して寝かせていた。製造したうちの100本は3年間寝かせ、プレミアムワインとして販売する予定。 同品は8月上旬の発売から、主に観光客や帰省客のお土産品やお中元用の贈答品として、すでに2500本を出荷したという。 岩泉産業開発の佐々木廣樹さんは「大地の力
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