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2009年6月5日のブックマーク (3件)

  • 足利事件は国策捜査だった - 大石英司の代替空港

    京都教育大の事件に関して、更生は刑務所の役割というご意見がありますが、まず今回の事件に限って言えば、実刑をらう奴は一人もいないでしょう。刑務所の出番はありません。第二に、刑務所は罰と更生をバランスするための施設であって、必ずしも更生に重きを置いているわけではありません。近代刑法はそこに重きを置くし、日の刑務所は、再犯率に関しては、先進各国でも成績は良い方だろうけれど、初犯の学生を放り込んでためになるとは私には思えない。 第三に、刑務所でそれを果たすことも社会のコストです。レイプ犯全てを刑務所に送り込みますか? もちろん社会的には、8割9割の無垢な市民が「それで構わない」と判断するでしょう。私だってそうです。自分の街にそういう人間が執行猶予付きで暮らしているよりは、刑務所でせめて半年なり一年なり放り込んで欲しいと思う。しかし、そうしないことには、理由はあるんです。刑務所の受け入れ能力=そ

    足利事件は国策捜査だった - 大石英司の代替空港
  • 幹細胞培養のコンタクトレンズ装着1ヶ月弱→失明治る(動画あり)

    目が不自由な方、視力が極端に弱い方に朗報です! 目の見えない患者さん3人が幹細胞をコンタクトレンズに培養して装着したら、1ヶ月も経たないうちに視力が回復したそうですよ? ニューサウスウェールズ大学(UNSW)の幹細胞研究者Nick Di Girolamo博士率いるPrince of Wales病院(POWH)研究チームが5月28日『Transplantation』ジャーナルに発表した研究報告です。 オーストラリア人の患者さんは3人とも片目が見えませんでした。そこでチームでは見える方(ほう)の目の角膜のサイドから1mm未満の幹細胞を抽出し、コンタクトレンズで10日間培養した上で、これを患者さんたちに与えたんですね。 するとどうでしょう。 コンタクトを使い始めて10日から14日で幹細胞が再コロニー形成を始め、角膜を治しちゃったのです! どれぐらい見えるようになったかというと... チームメンバ

    幹細胞培養のコンタクトレンズ装着1ヶ月弱→失明治る(動画あり)
  • 思索の副作用

    ニュースが溢れている。追うまでもなく、いくらでも降ってくる。ノックもなしに、いきなり上がり込んでくるやつまでいる。それをつまみいして、いつも満腹になった気でいようというのが、当世流なのかもしれない。 だからこそと、天邪鬼の私は思う。ニュースというどこかで起きた事実をなぞっていくのではなく、それを一度は腹に入れ、自分の脳みそをもって思索にふけってみる。それが、大切なことなのだと思う。別に証拠はないけれど。 ところが、都合の悪いことに「下手の考え休むに似たり」などという諺がある。さらには「ごまめの歯ぎしり」とも言う。それをひっくるめてやろうとしてい るわけだから、とても威張れたものではない。それを知りつつメゲない気概を買って、多少の暴論妄言はお許しいただければと、伏してお願いする次第である。 仲森智博 (なかもり・ともひろ) 編集委員(電子機械局) 1959年生まれ。早稲田大学理工学部